お金を借りるには?即日・低金利・審査なしなどタイプ別に紹介

お金の悩み

お金を借りるにはどうすればいいかとお困りの方へ、さまざまなお金を借りる方法をご紹介します。

通常は、お金を借りる際に審査が必要ですが、担保があれば審査なしでお金を借りることも可能です。また、どこからもお金を借りられないと困った時は、国や自治体の支援を受ける方法もあります。

その人の状況によって適した方法が違います。今回は、目的別におすすめのお金を借りる方法をご紹介します。

急いでいる人、利息を少なくしたい人、審査なしで借りたい人など、自分の目的に合わせて適切な方法を選んでください。

  1. お金を借りる方法・今すぐ〜数日以内に借りたい人
    1. 即日融資を希望する人は消費者金融カードローン
    2. クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りる
  2. 多少時間はかかってもできるだけ低金利でお金を借りる方法
    1. 銀行カードローンは消費者金融カードローンより金利が低め
    2. 銀行の目的別ローンならさらに低金利で借りられる
  3. 審査なしでお金を借りる方法
    1. 質屋は品物の価値に応じた金額をその場で貸してくれる
    2. 定期貯金を担保にゆうちょ銀行でお金を借りる
    3. 生命保険の契約者貸付は解約返戻金を担保にお金を借りられる
    4. 財布をなくした時は公衆接遇弁償費で交番からお金を借りる
    5. 家族や友人からお金を借りるなら審査は必要ない
  4. どこからも借りられないなら国や自治体からお金を借りる方法を検討しよう
    1. 生活福祉資金貸付制度は低所得者や障害者、高齢者の味方
    2. 求職者支援資金融資は職業訓練受講中の人が利用できる制度
    3. 母子父子寡婦福祉資金貸付制度はひとり親家庭をサポートしてくれる
    4. 子供の教育費なら教育一般貸付(国の教育ローン)を利用する
  5. 職業やライフスタイル別・おすすめのお金を借りる方法
    1. 正社員・公務員なら金利が低い銀行カードローン
    2. 従業員貸付制度があれば正社員なら会社からお金を借りられる
    3. パートやアルバイトで収入がある人は消費者金融カードローン
    4. 派遣社員や契約社員は信金やろうきんのカードローンもあり
    5. 専業主婦は銀行カードローンの配偶者貸付を利用する
    6. 未成年でアルバイトをしているなら学生ローンもおすすめ
    7. 公務員なら共済組合から借りられる
  6. お金を借りるときに注意してほしいこと
    1. 返済計画を立ててから借りること
    2. 担保がなければ必ず審査がある
    3. 困ったら公的支援を頼り闇金には絶対手を出さないこと
  7. お金を借りる方法についてよくある質問とその回答(Q&A)
    1. 即日でお金を借りる方法はありますか?
    2. 審査なしでお金を借りる方法はありますか?
    3. 審査が甘いカードローンはありますか?
    4. 国や自治体から即日融資を受けられますか
    5. どうしてもお金を借りられない時はどうしたらいいですか?
  8. お金を借りるなら自分に合った方法を選ぶ!

お金を借りる方法・今すぐ〜数日以内に借りたい人

今すぐお金を借りたい、できれば今日中に借りたいという人におすすめの方法をご紹介します。

即日融資を希望する人は消費者金融カードローン

消費者金融は、個人向けの小口融資を専門に行っている業者で、審査がとても早いのが特徴です。

空いている時間に申し込み、審査がスムーズに進めば、30分から1時間程度で借りることも可能です。

24時間、365日WEBから申し込みできるところが多く、夜中でもスマホやパソコンからいつでも申し込めます。

以下の大手消費者金融なら、アプリを利用してカードレスにすることも可能です。

  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アコム
  • アイフル
  • レイク

契約後はコンビニATMで現金を借りたり、振込融資を依頼したり様々な方法でお金を借りることができます。

金利が18.0%前後とやや高めなことがデメリットですが、スピードを重視する人にはおすすめの方法です。

クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りる

手持ちのクレジットカードにキャッシング機能が付いていれば、クレジットカードを使ってATMでお金を借りることができます。

クレジットカードを作ったときに、キャッシング枠も希望して審査に通っていれば、ショッピング枠の一部がキャッシング枠になっているはずです。クレジットカードの会員ページなどで確認してみましょう。

既に審査が終わっていますので、お金を借りるにあたり新たに審査を受ける必要はありません。キャッシュカードを持ってコンビニATMや提携ATMに行き、必要な金額を入力すればすぐにお金を借りることができます。

クレジットカードの会員ページまたは電話などで振込も依頼できるので、ATMまで行かずに借りることも可能です。

借りられる金額や金利はその人によって違いますので、会員ページで確認してください。たとえば、

  • ショッピング枠100万円
  • キャッシング枠30万円
  • 金利18.0%

など、使える金額や金利が書いてあるはずです。

もしキャッシング機能が付いていない場合は、改めて審査を受けなくてはなりません。会員ページもしくはフリーダイヤルなどに電話をして申し込みましょう。この場合、審査結果が出るまでに1〜2週間かかることもありますので即日融資は難しいです。

多少時間はかかってもできるだけ低金利でお金を借りる方法

お金を借りるときの審査の早さよりも金利を重視したい人には銀行での融資がおすすめです。

銀行カードローンは消費者金融カードローンより金利が低め

銀行カードローンの上限金利は14.0%〜15.0%程度ですので、消費者金融カードローンと比べると3.0%から4.0%も金利が低いです。

審査には多少時間がかかり、平日の営業日しか審査を行っていないところも多いですが、1週間程度待てるのであれば金利が低い銀行カードローンがおすすめです。

ただし、金利が低い分、消費者金融よりも審査がやや厳しめの傾向があります。パートやアルバイトでも申し込める銀行カードローンはありますが、安定した収入が必要です。

銀行の目的別ローンならさらに低金利で借りられる

目的別ローンとは、教育や医療、旅行、マイカーなど使い道が決まっているローンのことです。

たとえば、三菱UFJ銀行では以下のような目的別ローンがあります。

  • マイカーローン:1.30%〜2.45%
  • 教育ローン:3.975%
  • リフォームローン:2.875%

※インターネット専用金利

銀行カードローンの上限金利が14.0%〜15.0%程度ですので、それと比較するとかなり低いことがお分かりいただけると思います。

いちど借りたら返済するまで追加の融資はできず、カードローンのように限度額内で何度も借りることはできませんが、圧倒的に金利が低いです。使い道が決まっているなら目的別ローンを検討した方が良いでしょう。

審査なしでお金を借りる方法

カードローンは消費者金融も銀行も、必ず審査があります。無職の人や収入が安定していない人では借りられません。

ですので、審査が不安な人は、審査がないお金を借りる方法を検討しましょう。

質屋は品物の価値に応じた金額をその場で貸してくれる

質屋は、品物を担保として預け、その物の価値に応じた金額を借りることができます。

  • ブランド品
  • 時計
  • 宝石・アクセサリー類
  • カメラ
  • パソコン

などを預けます。

担保がありますので、カードローンのような審査はありません。

ただし、質屋の金利は高いので、長期間の借り入れには向いていません。3ヶ月以内には返すことを目標としましょう。

返済ができない場合、「質流れ」といって売られてしまい、品物が戻ってこなくなります。

リサイクル品の買取業者とは違いますので、何でも受け付けてもらえるわけではないことに注意が必要です。お金を借りられる品物か、事前に確認してから持ち込んだ方が良いでしょう。

定期貯金を担保にゆうちょ銀行でお金を借りる

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付を利用すると、定期貯金または定額貯金を担保とし、お金を借りることができます。

預金を引き出すときに、残高を超える金額を指定すると、その不足分が自動的に貸し付けられる仕組みです。

借りられる金額は金額の90%以内で、総合口座1口座につき300万円までとなっています。

借りられる期間は2年で、返済にあたり決まった返済日などはありません。口座にお金を入れることで自動的に返済となります。自分のペースでコツコツと返済していけるのも、メリットの一つです。

生命保険の契約者貸付は解約返戻金を担保にお金を借りられる

生命保険の契約者貸付制度を利用すれば、審査を受けずにお金を借りられます。働いていなくても大丈夫です。

契約者貸付とは、 解約返戻金(保険を解約したときに支払われるお金)が付いているタイプの保険に加入している人が、その解約返戻金を担保としてお金を借りる方法です。ですので、まずは自分の保険のタイプを確認してみましょう。

解約返戻金がついていれば、その金額の7割から8割程度の金額を借りられます。融資額は保険会社によって様々です。

金利も保険会社によって違いますが、一般的には5%〜8%と非常に低いのが特徴です。

カードローンのように決まった返済期日や返済額がないので余裕があるときに返済すれば良いのも大きなメリットです。

ただし、返済前に保険金を支払うような事態が起きると、借り入れしている分受け取る保険金額が減ってしまいます。

決まった期日がないとズルズルと返済が遅れてしまう可能性があります。できるだけ早めに返済した方が良いでしょう。

財布をなくした時は公衆接遇弁償費で交番からお金を借りる

財布を無くしてどうしても家に帰れない。そんなときは、交番でお金を借りることができます。

(1) 外出先で所持金を盗まれ、又は遺失した者に対する交通費
(2) 行方不明者等の保護にあたり、応急的な措置に要する経費
(3) 行路病人の保護又は交通事故等による負傷者の救護にあたり、一時的応急措置に要する 経費
(4) その他公衆接遇の適正を期するため必要とする経費

引用元:公衆接遇弁償費事務取扱要綱の制定について

借りられる金額は1,000円程度で、迎えにきてもらうこともできず、どうしてもお金を用意できない差し迫った場合に限られますが、緊急事態の時には交番に行ってみてください。

家族や友人からお金を借りるなら審査は必要ない

家族や友人、知人など身近な人からお金を借りることも検討してみましょう。身近な人から借りるなら審査はありません。

大きな金額を借りることは難しいでしょうが、審査なしで借りられるのはありがたいことです。

お金を借りるときには、親しい間柄であるからこそ、借用書を作成しましょう。

  • お金を借りた日
  • 借りた金額
  • 返済期日
  • 返済方法
  • 金利について

などを記します。

決められた日には必ず返済して、信頼を失わないようにしてください。

どこからも借りられないなら国や自治体からお金を借りる方法を検討しよう

カードローンの審査や目的別ローンの審査に通らない、 どこからもお金が借りられないという人は、国や自治体などからお金を借りる公的支援を検討しましょう。

生活福祉資金貸付制度は低所得者や障害者、高齢者の味方

生活福祉資金貸付制度は、

  • 低所得者世帯
  • 障害者世帯
  • 高齢者世帯

を対象にした融資制度です。

相談・申し込み窓口はお住まいの市町村にある社会福祉協議会です。

いくら借りられるかは、資金の種類によって金額が決まっています。貸付の種類を表でまとめました。

貸付の種類 資金の種類 貸付金額 金利
総合支援資金 生活支援費 2人以上の世帯:月20万円以内
単身世帯:月15万円以内
※貸付期間原則3ヶ月、最長12ヶ月(延長3回)
連帯保証人がいれば無利子
いない場合は1.5%
住宅入居費 40万円以内
一時生活再建費 60万円以内
福祉資金 福祉費 580万円以内 連帯保証人がいれば無利子
いない場合は1.5%
緊急小口資金 10万円以内 無利子
教育支援資金 教育支援費 高校:月3.5万円以内
高専:月6万円以内月
短大:6万円以内
大学:月6.5万円以内
無利子
就学支度費 50万円以内
不動産担保型生活資金 不動産担保型生活資金 ・土地の評価額の70%程度
・月30万円以内
年3.0%
または長期プライムレートのいずれか低い方
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 ・土地及び建物の評価額の
70%程度(集合住宅の場合は50%)
・生活扶助額の1.5倍以内

生活福祉資金の一部である緊急小口資金は、本当に生活がピンチになっている人のための資金です。即日融資はできないものの最短5日程度で振込してもらえます。

まだ、総合支援資金などは、ただ生活が苦しいからとお金を貸すのではなく、自立を促進し積極的に支援していくための貸付です。ですので、自立相談支援事業の利用が条件となっています。

求職者支援資金融資は職業訓練受講中の人が利用できる制度

求職者支援資金融資は、職業訓練を受けている人がお金を借りられる制度です。

職業訓練を受けていると、職業訓練受講給付金を受け取ることができますが、それでも生活が苦しい場合に求職者支援資金融資制度を利用できます。

対象者 融資額
同居または生計同一の配偶者、子、父母がいる 月額10万円(上限)× 受講予定訓練月数(最大12月)
上記以外(単身者など) 月額5万円(上限)× 受講予定訓練月数(最大12月)

貸付ですので、もちろん返済しなくてはなりません。審査もありますし、ハローワークで相談の上、融資が必要と認められた場合に申し込みができます。

母子父子寡婦福祉資金貸付制度はひとり親家庭をサポートしてくれる

母子父子寡婦福祉資金貸付制度は、 20歳未満の子供を扶養している配偶者のいない人を支える制度です。

借りられるお金は、生活費や教育費だけでなく、親が事業を始めるためのお金なども借りられます。

【貸付金の種類】

  • 事業開始資金
  • 事業継続資金
  • 技能習得資金
  • 修業資金
  • 就職支度資金
  • 医療介護資金
  • 生活資金
  • 住宅資金
  • 転宅資金
  • 修学資金
  • 就学支度資金
  • 結婚資金

保証人がいれば無利子で借りられますし、保証人がなくても金利は1%程度と非常に低いのが特徴です。

子供の教育費なら教育一般貸付(国の教育ローン)を利用する

教育一般貸付(国の教育ローン)は日本政策金融公庫が提供している融資で、大学や大学院だけでなく、高校や専門学校の資金としても利用できます。

学生本人が申し込む日本学生支援機構の奨学金と併用もできますが、こちらのローンは保護者が申し込むローンです。

融資限度額は350万円(一定の要件に該当すれば450万円まで)、金利は固定で2.40%です。※

借りるには、扶養している子供の人数によって世帯年収の上限額があり、手続きにも時間がかかりますので、確認も含めてお金が必要となる3ヶ月前までには相談をしておいた方が良いでしょう。

※令和6年5月時点

職業やライフスタイル別・おすすめのお金を借りる方法

ここからは、職業や属性ライフスタイルに合わせた、最適なお金を借りる方法についてご紹介します。

正社員・公務員なら金利が低い銀行カードローン

正社員や公務員など安定した仕事についている人は、銀行カードローンの審査も通過する可能性が高いです。

簡単に借りられるカードローンの中でも、金利が低めですのでおすすめです。

従業員貸付制度があれば正社員なら会社からお金を借りられる

会社の福利厚生の1つとして従業員貸付制度があれば、会社からお金を借りることができます。

ただし、従業員貸付制度は利用できるのは正社員のみで、パートやアルバイトでは利用できないことが多いため、まずは会社の規定を確認してみましょう。

従業員貸付制度は、カードローンのような信用情報の審査はなく、勤務状況等の審査のみです。年齢や勤続年数の長さによって借りられる金額が違い、使途も限定されています。

  • 病気や怪我で治療費が必要になった
  • 災害によって経済的に困窮している

など、緊急性の高い理由でないと借りられません。

パートやアルバイトで収入がある人は消費者金融カードローン

パートやアルバイトの人は、定期的に安定した収入を得ていれば、消費者金融カードローンに申し込めます。

銀行カードローンも「パート・アルバイトOK」と明記していれば申し込めますが、審査がやや厳しめです。

仕事を始めてあまり期間が経っていない人は、消費者金融カードローンの方が審査通過の可能性が高いです。

派遣社員や契約社員は信金やろうきんのカードローンもあり

派遣社員や契約社員の人も、収入が安定していれば消費者金融カードローンなら申し込めます。

審査も早いですし、空いている曜日、時間帯に申し込めば即日融資も可能でしょう。

しかし、消費者金融の金利の高さが気になるなら、信金やろうきんのカードローンもおすすめです。

信金とは信用金庫のことで、地域密着型の金融機関です。営業区域内に住んでいるか、勤めている人を対象として融資を行なっています。

ろうきんとは労働金庫のことで、労働者のための金融機関です。労働組合の組合員や生協の会員、その他働いている人なら誰でも利用でき、全国に600を超える支店があります。

信金やろうきんのカードローンは、地元の人や働く人のためのローンなので、金利が低いのが特徴です。

審査のスピードは消費者金融にかないませんが、少し時間がかかっても金利が低い方が良いという人はぜひ検討してみてください。

専業主婦は銀行カードローンの配偶者貸付を利用する

専業主婦は自分自身の収入がないため、カードローンなどの審査にはほぼ通りません。

そんな時に利用できるのが、銀行カードローンの配偶者貸付です。

一部の銀行カードローンでは、配偶者に安定した収入があり、なおかつ配偶者の同意があれば、専業主婦でも借りれる配偶者貸付というサービスを提供しています。

配偶者の収入状況等が審査の対象となりますので、申し込みのときには「無職」と申告するのではなく、職業は専業主婦と申告しましょう。

未成年でアルバイトをしているなら学生ローンもおすすめ

消費者金融カードローンや銀行カードローンは、年齢要件を「20歳以上」としており、18歳で成人していても申し込みができないところが多いです。

もし、18歳・19歳でお金を借りたいと思うなら、学生ローンが良いでしょう。

学生ローンとは、学生を対象とした小口融資のことで、借りられる金額は10万円〜50万円程度とそれほど大きくはありませんが、親に知られることなく借りられるのがメリットです。

18歳・19歳の場合は借りられる金額が10万円程度におさえられていること、また、収入証明書が必要となる点に注意が必要です。

とはいえアルバイト収入があれば20歳未満でも申し込みができますし、店舗窓口で申し込んで審査を通過すれば、その場での融資も可能です。

公務員なら共済組合から借りられる

公務員は日本で最も安定した職業ですから、カードローンの審査も通りやすいですが、利息の支払いを抑えるなら共済組合から借りるのもひとつの方法です。

共済組合では、自動車の購入や自宅の購入資金、医療費、冠婚葬祭費など臨時の出費があった時のために貸付事業を行なっています。

カードローンと比べると金利が1.0%前後と非常に低いので、審査に時間がかかってもお得に借りたい人は、共済組合の借り入れを検討してみてください。

お金を借りるときに注意してほしいこと

お金を借りる時には、以下の点に注意してください。特に返済に関しては、事前にきちんと計画を立てることが大切です。

返済計画を立ててから借りること

借りたお金は、必ず返済しなくてはなりません。どのような方法で借りるにしても、返済日をすぎれば遅延損害金が発生します。

これまでの元本+利息に加えて、遅れた分の遅延損害金も支払わなくてはならないため、返済が遅れないように気をつけたいところです。

また、延滞が長引くと、信用情報機関に「延滞」の記録が残ってしまいます。

一定期間経てば削除されるものの、記録が残っている間は新たな借り入れが難しくなりますので、借りるのは必ず返済できる範囲の金額だけにしておきましょう。

担保がなければ必ず審査がある

質屋や生命保険の契約者貸付など、担保をもとにお金を借りる方法であれば審査はありません。

しかし、担保なし・保証人なしで借りるカードローンなどは必ず審査があります。審査なしで借りられるカードローンはありませんし、審査が早いからといって甘いわけではありません。

融資をする上で、返済能力について調査をしなくてはならないことは法律で義務付けられています。

第十三条貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:貸金業法 | e-Gov法令検索

  • 安定した収入がある
  • 過去に滞納や債務整理をしているなどお金に関する問題がない

と認められなければ、お金を借りることはできません。

困ったら公的支援を頼り闇金には絶対手を出さないこと

  • 誰でも借りられる
  • 審査なしで借りられる

などと謳っているのは闇金です。

闇金は法定金利を大幅に超える違法な金利を設定し、返済が遅れると勤め先に電話をかけてきたり、夜間に自宅に押しかけたりと、違法な取り立ても行います。

一度借りたら、日常生活に多大な影響を及ぼしますので、絶対に借りてはいけません。

どうしても借入先が見つからずに困っているなら、国のセーフティネットを利用しましょう。

市区町村役場の福祉担当窓口に相談に行けば、適切な給付や貸付制度を紹介してくれるはずです。

正しい情報を知らないために、受けられる給付を受けていない場合もありますから、困ったらまず役所に行ってみてください。

お金を借りる方法についてよくある質問とその回答(Q&A)

お金を借りる方法についてよくある疑問や質問とその回答についてまとめました。

即日でお金を借りる方法はありますか?

即日融資を希望するなら、消費者金融カードローンがおすすめです。

ただし、審査がありますので、誰でも借りられるわけではありません。審査が不安な人は、クレジットカードのキャッシング機能を利用することも検討してみましょう。

手持ちのクレジットカードにキャッシング機能がついていれば、ATMですぐに現金を借りられます。

会員ページから振込も依頼できるので、利用しやすい方法で借りましょう。

審査なしでお金を借りる方法はありますか?

担保または保証人がいれば、審査なしでお金を借りることは可能です。

  • 質屋に品物を持ち込んで借りる
  • 生命保険の契約者貸付を利用する
  • ゆうちょ銀行の定期貯金を担保に自動貸付を利用する

などの方法を利用できないか、考えてみてください。

審査が甘いカードローンはありますか?

審査が甘いカードローンはありません。実際、消費者金融でも審査を通過するのは3割〜4割程度であり、銀行カードローンになるとそれよりも審査通過率は低いといわれています。

審査が早いのと甘いのは違うのです。

収入が安定しており、信用情報に問題がなく、返済能力があると認められて初めて、融資を受けられます。

国や自治体から即日融資を受けられますか

国や自治体のセーフティネットは、金利が低く、場合によっては無利子で借りることもできます。

ただ、原資が税金であることから審査は慎重に行われており、実際の融資まで時間がかかります。

緊急性の高い資金として、緊急小口資金は最短5日程度で振り込まれるものの、それ以外の貸付については1ヶ月以上かかるのが一般的です。

したがって、即日融資は難しいでしょう。

どうしてもお金を借りられない時はどうしたらいいですか?

カードローンの審査に通らない、担保にするものもないという場合は、国や自治体の支援を頼ってください。

市区町村役場には福祉担当窓口がありますから、相談してみましょう。貸付だけでなく、まだ知らない給付金があるかもしれません。

お金を借りるなら自分に合った方法を選ぶ!

お金を借りる方法はいろいろあります。即日融資をしてほしいなら消費者金融カードローン、低金利で借りたいなら銀行カードローンがおすすめです。

他にも、信金やろうきんのカードローン、銀行の目的別ローンなど低金利で借りる方法がいくつもあります。

ただしカードローンは審査がありますので、審査が不安な人は質屋や生命保険の契約者貸付など担保があれ審査なしでお金を借りることは可能です。

また、審査に通らない、担保もなくお金を借りる先が見つからないと困った時は、公的支援を頼りましょう。国や自治体からお金を借りることができますので、まずは市役所の福祉相談窓口に行ってみてください。

お金を借りる方法は、ひとりひとり適した方法が違います。今回ご紹介した様々な方法の中から、最適なものを選んでください。

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